5.マイ・ミュージック

さまざまな曲を聴き,ジャンルや曲のタイプでの類似性や差異を分析し,売り上げチャートの上位にある曲や自分の好きな曲を特徴づける。

学習の流れ

教材の概要

 生徒たちは、数学を使って、テンポの大きさに焦点を当てて音楽の異なるジャンルを分析する。このケーススタディーは、数学的調査のための基礎として、未修正のデータとして生徒たちが最も好きな曲を使って、彼らが持っている音楽に対する関心を利用している。小グループで作業し、生徒たちは異なる曲を聴き、音楽のジャンルや曲のタイプでの類似性や差異を分析する。彼らは曲のテンポを測り、そして、曲の長さやアルバムの売り上げ数やチャートにおける週ごとの順位や位置、のような他の変数を考える。そして生徒たちは、彼らの結論を解釈し、発表する。彼らはまた、年間の音楽のトレンドを調査することができる。この作業は、統計的な作業の前置きとして使われることができ、次の内容を含んでいる。数値データの収集、基礎的な統計的計算を行うこと、仮定を組み立てテストすること、母集団に対する推論を作成し、データ収集や計算の誤差の起こりうる出所をつきとめること。本質的でないにもかかわらず、このプロジェクトは、音楽部門のプロジェクトという他領域から成果を取り入れた研究方法としてよく機能している。

数学的判断力

 データを収集し、毎分当たりの拍を計算して、音楽は、どんな変数で記述できるか考える。収集したデータについて話し合い、データをグラフ化し、結果を考察する。テンポと周期の関係や(テンポ)の変化を数学的な方法で記述すること。

数学的内容

 異なるジャンルの音楽の特徴を記述する。複合的な測定を説明するために、音楽のテンポや他の変数を使う。(例えば、毎分当たりの拍)

鍵となるプロセス

 状況の数学的な見方を明らかにする。適切な変数を使って数学的に表現するために、状況を簡単にする。パターンを明らかにし分類する。結果を解釈して分析する、それらを思案し、伝達する。

<数と代数> 有理数の計算、割合や比例の利用
<幾何と測定> 縮尺;単位、複雑な測定や換算
<統計> データサイクルの取り扱い方、中心的な傾向や広がりの測定

カリキュラムの目標達成

 他の科目で起こる問題を勉強する。(文脈の中で、独立しているのと同じくらい協調的に)

ICTの活用状況

・動画-有
 音楽のサンプルなどがある。1960年から2007年のヒットした曲のタイトルとアーティスト名のデータがある。

コメント

 どんな音楽が人気があるのかを数学的に分析してみることは、生徒の興味をひきそうだと思った。分析対象となる音楽のサンプルもついているのも良い。数学的な内容がもっと含まれているといいと思う。

(関亜希子・昭島市立拝島中学校)

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