『真の問題解決能力を育てる算数授業』,『真の問題解決能力を育てる数学授業』を明治図書より出版しました。
今回の学習指導要領の改訂に際しては,小・中・高等学校教育を通じて育成を目指す資質・能力を「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力・人間性等」の三つの柱に沿って明確化し、各学校段階を通じて、実社会との関わりを意識した数学的活動の充実等を図っていくことが強調されています。また,これまで学校での学びを中心に展開してきた算数・数学の学びについて、地域社会等の活力を生かし、児童生徒の数学的に考える資質・能力をより確かで豊かに育成していくことも要請されています。このような資質・能力は具体的にどのようなことで,どのように育成・伸長を図るかについての一つの案を提示しました。